「続けた人は、どうなっているのか?」
- 日本トルコモザイクランプ協会|花崎かおり

- 2月5日
- 読了時間: 2分
半年前は初心者だった方の、今
「本当に私にできるのかな…」
体験に来られたとき、そう話されていた方がいました。
器用なタイプでもなく、ものづくりの経験もほとんどない。どちらかというと、見ている方が好き、という方でした。
それでも「ずっと気になっていて」「一度、灯りに触れてみたくて」そんな気持ちで、体験に来てくださいました。
最初の作品は、時間をかけて、ひとつひとつ丁寧に。
「これで合ってますか?」「ずれてませんか?」そんな言葉を何度も確認しながらの制作でした。
でも、完成して灯りをつけた瞬間、ぱっと表情が変わったのを覚えています。
「…きれい」その一言が、とても印象的でした。
それから、月に一度。無理のないペースで通われて、半年が経ちました。
今では、色の組み合わせを楽しみながら、「次はこんな雰囲気にしたい」とご自身のイメージを話されます。
技術が上達した、というよりも“自分の感覚を信じられるようになった”そんな変化を感じています。
さらに印象的なのは、「家で灯す時間が好きなんです」と話してくださったこと。
忙しい一日の終わりに、自分で作ったランプを灯す。
その時間が、ご自身を整える大切なひとときになっているようでした。
講師として活動されている方たちも、実は最初は同じように不安いっぱいで体験に来られています。
特別な才能があったわけでも、最初から目標が決まっていたわけでもありません。
ただ、「好きかもしれない」「もう少し続けてみたい」
その気持ちを、大切にしてきた結果です。
続けるかどうかは、来てから決めて大丈夫です。最初は、灯りに触れるだけで十分。
トルコモザイクランプは、人生を急に変えるものではありません。
でも、静かに、やさしく、暮らしと心に灯りをともしてくれます。




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